先輩や上司に仕事を任されたものの、少し仕事を進めるとと分からないことが出てきた…。
でも仕事を頼んできた先輩や上司は忙しそう。
出来れば確認した方がいい…
そう思うも先輩や上司の手をとめるのは嫌だし。
別の仕事の時に質問すると、ものすごく嫌な顔をされたし
「これくらい自分で判断できないのか?」
とか言われた。
聞きたいけれど、また同じように言われるのが嫌で聞けない・・・。
そう思って悩んでいるあなた。
分からない仕事をそのままにしてしまうと、その後あ分からない仕事をそのままにしてしまうとなたに大きなダメージとして戻ってきます。
そうならないためにも、仕事が分からないのに聞けない環境を解消する方法をお伝えします。
分からない仕事を、そのまま聞かないのは罪
周りの先輩も上司もとても忙しそうで、とてもじゃないけれど聞きにくい。
前に質問した時に
「それって考えたら分からない?」
と嫌味を言われ、これ以上嫌われたくないので聞けない。
このように先輩や上司に気を遣い、空気を読み過ぎて
“仕事で分からないことがある状態なのに聞けない”
という時間を無駄に過ごしているのではないですか。
ただそれって解決しないまま時間だけが過ぎて、何も変わらないことはあなたも分かるはずです。
また仕事が分からないのはあなたですが、その担当している業務はあなたのための仕事ではなく職場や会社のために必要なことです。
あなたが勝手に仕事が分からないからと期日までに出来なかったり、間違った方法で仕事をしてしまえば、その方が結果とても迷惑になります。
仕事内容にもよりますが、社内だけではなく社外の方に迷惑をかける可能性だってあり、そうなると信用問題にも繋がりますので気をつけなければならないことです。
だからこそ、例え先輩や上司に多少嫌味や嫌な顔をされようが、その内容が分かる人に分からない事をしっかりと確認しながら業務をすすめるということは、とても大切なことなのです。
仕事が分からない時は“聞けない!”ではなくて聞く時間を作る!
忙しそうな先輩や上司への質問時間はなかなか取りにくいもの。
でも、それでは一向にあなたの仕事は進みません。
そのような場合は、上司や先輩に時間を作ってもらう声掛けをしましょう。
- 「○○先輩、××の資料作成で確認したいことがあるのですが、今お時間よろしいでしょうか」
- 「少し気になる表現があるので、後ほどお時間をいただけないですか」
など、上司や先輩の都合を確認する一声であれば、忙しい相手にも嫌な顔をされることは少なくなるでしょう。
また上司や先輩によっては常に忙しくなかなか時間がとれない人もいるでしょう。
そんな場合は質問をまとめ、質問時間を取ってもらえるようにスケジュールを調整しましょう。
またはその業務を担当したことのある経験者や、時間に余裕のある先輩に質問をしてみると答えが出てくることもあります。
積極的に周りの人に相談するのも一つの方法です。
仕事が分からないと思った時点でどんどん聞いてみる
仕事で分からないことが出てきても、どれくらい分からなくなったら質問して良いのかタイミングが掴めない場合もありますよね。
仕事で分からないことを聞くタイミングは、
“これ分からないな”
と思ったその時点が1番ベストです。
分からないことを分からないまま、続けていると後で大きなミスに繋がったり取り返しのつかないことになるからです。
私も入社してすぐの話ですが、分からないことを、そのままにして作業を進めていった結果、社内のシステムを止めてしまうような大問題に発展しました。
これは私の失敗談ですが、上司からは
「Aの資料を見てBのシステムに打ち込んでおいて」
と指示があり淡々と入力していました。ただ途中で
“これって私は良く分からないけどA資料にない情報がないとBシステムに紐づかないのでは?”
という疑問をもちました。

ここで私は確認すれば良かったのに、上司に言われた通りのことをすれば問題ない、余計なことを聞いて上司に怒られるのは嫌だと思い淡々と入力を終えました。
もちろんその後も入力した報告はしましたが、疑問点は報告しませんでした。
すると翌朝、出勤とともに社内システムが止まった報告が上司の元に寄せられ、私はもちろん「おかしいと思わなかったのか!」「どうして言わなかったのか!」「なんで聞かなかったのか!」と、散々注意を受けました。
客観的に考えれば上司の指示とマニュアルに問題がありましたが、それでも
“これって分からないな、おかしいな”
と思った時に、上司に確認すれば良かったと当時深く反省しました。
こんなことにならないためにも、分からないやおかしいなと思った時はすぐその時点で確認するのがベストなのです。
分からないまま業務を続けるというのは本当に恐ろしいです。

実際に私もこのエラーを修正するために1週間以上かかり、余計な時間がかかってしまいました。
またこの話を聞いたお局様と呼ばれる存在からは、社内システムを止めた女とレッテルを張られ、周りからも問題児として後ろ指をされるようになり本当に数か月は辛かったです。
私のようにならないためにも仕事で分からないことがあれば、その時点でどんどんと質問をして解決しながら進めていきましょう。
仕事のことを聞いて、嫌な顔をされても気にしない
仕事が分からないから先輩や上司に質問しようと声をかけると、それだけで嫌な顔をされたり、嫌味を言われるということもありますよね。
しかし“分からないことをそのままにしてしまう”方が、職場や会社全体に影響を及ぼす問題です。
そして問題を起こせば先輩や上司からもっと嫌な顔をされます。
チームとして業務がスムーズに遂行されるよう、目標が達成するよう、上司は後輩や同僚部下をサポートするのが当たり前です。
そのため質問をした時に嫌な顔をされても、あなたが気にする必要は全くないのです。
仕事で分からないことが出来たら、まずは自分で考えることが大前提
仕事で分からないことが出てきたら、すぐに上司や先輩に聞くことをおススメします。
ただ少し考えたら分かること、自分で考えて判断がつきそうなものについては上司や先輩に確認するのを控えるのが無難です。
なんでもかんでも分からないと感じたら聞くのではなくて、まずはあなた自身で答えを出すことが大切です。
仕事が分からないという時、頭はフル回転でその問題に取り組もうとしています。
そんな状態を何も考えずに答えだけ知ってしまうと、脳はその仕事について覚えないのです。
だからまた次も同じところで分からなくなったり、失敗したりします。
これが分からない時に自分なりに調べたり考えたりし、先輩と答え合わせをすることで自分自身の成長に繋がります。
しっかりと考えることで仕事が出来るようになってくるわけです。
仕事で分からないなと思った時には色々な方法で調べたり、考えたりするクセをつけましょう。
仕事が分からない、聞けない環境だから辞めたいと思う前に
仕事で分からないことが出てくるというのは誰もが通る道です。
最初っから全部の仕事がこなせる人はいません。
しかし分からないことを分からないままにしてしまうと、成長せずずっと同じ失敗を繰り返してしまうでしょう。
仕事が分からない、出来ないという日が続けば続くだけ仕事は楽しくないでしょうし、先輩や周りからも信頼を失ってしまいます。
そうなれば仕事が嫌い、職場に行くのが嫌だとストレスが溜まり、辞めたいと思ってしまうようになることもあります。
仕事が嫌いな人は、自分で調べたり考えたりすることもせず、淡々と業務をしようとする傾向があります。
そして分からないことが出てもそのままにして大きなミスをし、職場でレッテルを張られて職場で孤立してしまうことも。
1度自分で考えられるようになれば、辞めたいと思っていた仕事も楽しくやりがいも見えてくるようになります。
分からない仕事をそのままにしておくのが1番の罪です。
周りの人に気を遣うその気持ちがあるのであれば、会社に大きな問題をおこさないためにも分からないことは考えてみて、それでも分からなければサッと先輩や上司に確認するよう心がけましょう。
今よりもっと円滑に仕事が進み、仕事が楽しく職場でいきいき働けるヒントになれば幸いです。
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