女性の多い職場だと見た目(外見)でイジメが起こることもしばしば。
女性の多い職場になればなるほど人を相手にした仕事が多いため、美人、綺麗、可愛いのどれかに当てはまる女性が多くいます。
ただ自分自身がそのどれにも属していないと職場で嫌な思いをすることも。
私も働いていた職場で、女性の先輩社員に
「ブスのくせに!」
と、言われたことがあります。
とっても嫌な気分になり落ち込みましたし
“本当に他人にブスって言われる程、ブスなの…?”
と鏡に映る自分を見ては、自問自答をするようになっていました。
ただ、私はある行動を起こしてこのブスと言われることから脱却できました。
今回は女性の多い職場でブスと言わる原因と、解決方法を実体験とともにお伝えします。
職場の人に「ブス」と言われる原因とは?
実際に職場で「ブス」と言われる原因は何があるのでしょうか。
そもそも悪口もそうですが、ブスの人に「ブス」と直接言える人は少ないと思います。
ではなぜ、あなたに周りの人は「ブス」と言うのでしょうか。
原因を考えてみましょう。
職場の周りの女性より容姿が良い
「ブス」と言ってくる人よりも、あなたが美人だったり、可愛かったりと容姿が良い場合、嫉妬心からあなたに「ブス」と言っている場合があります。
女性の特徴として、自分よりも秀でている人間が自分の縄張りにやってくると、自分のポジションを守るために、秀でている人間を攻撃すると言われています。
この場合で言うと「ブス」と言ってくる人の職場で、あなたのような美人がいると「ブス」と言ってくる女性が目立って働ける環境や、周りからチヤホヤされる状況が奪われると危険を察し、あなたを「ブス」と言うことで自分のポジションを守ろうとしているのです。
他にもこのように女性の嫉妬心から考えられるとするならば
- 仕事が出来る
- モテる
- 愛嬌がある
- 周りからの信頼が大きい
など、あなたの容姿は関係なく嫉妬心から「ブス」という言葉で攻撃していることもあります。
これについては、別で詳しく説明しているので合わせてご覧ください↓↓
職場の人に対して、あなたの性格がブス
もしかすると容姿ではないことに対して「ブス!」と言われている可能性もあります。
容姿以外の代表的なブスと言えば「性格ブス」
あなた自身はそんなつもりはなくても、周りから“性格ブスだな”と思われるような言動があったのかもしれません。
- ブリッ子
- 身体の弱いふり
- 色気を振りまく
- 幼さをワザとだす
- 仕事での自分のミスを認めない
- 相手の意見を全否定
- 愚痴が多い
- 友達の悪口ばかり
- 会話を根こそぎ自分のものにしようとする
このようなことをしているのなら、あなたの性格について「ブス」と言っている可能性が。

こんなあなたに限界が来て、周りが「(うるさいな黙れ)ブス!」と言い始めたのかも…。
職場内で見るとあなたが1番「ブス」
ほとんどこのパターンはないと思いますが、女性の多い職場というのは本当に美人な女性が多いことも。
そうなると、あなたが本当に残念ながら容姿だけで評価すると「ブス」という場合があります。
ただこのような場合、直接本人に「ブス」ということは少ないです。
何かほかに理由があると考える方が先決でしょう。
職場でブス!と言われた時の対処法
職場でもし「ブス」と言われたらどのように対処すればよいのでしょうか。
職場では基本的に「ブス」という言葉に反応しない
確かに周りの人から「ブス!」と言われると良い気持ちではありません。
しかし「ブス」と言う人間ほど、見た目が醜く心が汚い人間。
そんな人の言葉に、いちいち反応する必要は全くないのです。
もし「ブス」と言われても、聞こえないふりをしたり
「えっ?誰に向かって言ってるの?そんなこと言うものじゃないよ」
とワザと親身に心配してあげるなど、あなたには関係ないという反応をしましょう。
職場で「ブス」という言葉に反応すればするほど、相手は喜ぶ
いじめと同じですが、あなたが反応すればするほど相手は喜ぶものです。
「ブス」と言って、あなたが困ったり泣いたりする反応を相手は楽しんでいるということ。
あなたが反応したことで、また相手は次はもっと酷いことを言ってやろう、困らせてやろうと考え始め、発言がどんどんエスカレートしていく可能性もあります。
「ブス」
「デブ、ブス」
「デブ、ブス、整形女」
「デブ、ブス、整形女、ビッチ」
など、どんどんと尾ひれがついて最終的には“いじめ”に発展していくことも。
こうならないためにも、出来る限り反応しないことをおすすめします。
職場での性格ブスの場合はすぐに直す努力を!
性格ブスの場合は、あなたが努力して自分自身の考え方を少しずつ直していくしかないと考えられます。
人の性格は直らないとは言いますが、色々な人の考え方があることをしっかりと理解すれば、自分中心的な考え方を抑えることは出来ると思います。
基本的に周りから性格ブスと言われる人は、自分勝手な考え方しか出来ない人です。
だからこそ間違いは認めないし、相手の意見を全否定してしまうのです。
またブリッ子なども「自分が有利に動ける」ことを、意識的または無意識的に考えているため出ている行動だと思います。
ブリッ子をすれば確かに男性からはウケはいいかもしれませんが、女性の多い職場でブリッ子をするということは、女性の先輩社員から目をつけらるだけです。
自分が何かの時に有利になるという損得勘定で、今のブリッ子キャラを作り上げているのであれば、すぐさまやめることをおすすめします。
職場の中で1番ブス?本当に見た目に問題がある場合は?
確かに女性の多い職場であれば、美人な人が多くて劣って見えることはあるかもしれません。
ただ職場での順位であって、一歩外に出れば特に目立って見た目に問題があるということはほとんどないと考えられます。
ただ見た目と言うのは、メイクや手入れだけでも全く印象がガラッと変わるもの。
日々のメイクがちゃんと出来ているかはチェックしてみてくださいね。
- ファンデーションを塗っているか
- アイシャドウや、アイラインは自然な色か
- チークをちゃんと入れているか
- マスカラは塗っているか
- アイブロウはちゃんとしているか
- リップはしっかり血色の良い色をチョイスしているか
- 香水や整髪剤はキツイ香りではないか
- 爪の手入れはしているか
- 服にしわはないか
- 歯や口臭に問題はないか
- 服から見える箇所の脱毛はしているか
- 汗や体臭対策はしているか
ざっと思いつくものを挙げましたが、それでも10項目以上。
意外と「これはしていなかったかも…」と言うものがある人もいると思います。
挙げた中には、周りの業務を妨害することにも繋がるものがありますので要注意です。
自分磨きに手を抜けば、それだけ「ブス」と言われる可能性があるということを心得ておきましょう。
実際に職場で「ブスのくせに!」と言われた私が行った対処法は?
では実際に「ブスのくせに!」と私に言ってきた女性先輩社員と、どのように関係を修復したのかご紹介します。
職場で「ブスのくせに!」と言われた背景
「ブスのくせに!」と女性の先輩社員に言われたのが、生まれて初めて面と向かって言われた日でした。
学生時代にも友人から
「○○ちゃんたちが、“ブスのくせに”言ってたよ」
と陰口を言われていたことは何度もありましたが、まさか直接言われるのには私もショックが隠しきれませんでした。

陰口は言われ過ぎて、慣れて麻痺していたのかもしれません。
しかし社会人デビューをしたこともあり、周りからはどちらかと言うと「可愛い」と男性社員からモテはやされていました。
そんな中、面と向かって言われた時は大ダメージを食らいました。
- 「やっぱり社会人デビューは気のせいで、私はブスなのか…」
- 「他人からブスって言われるほど、そんなにブスなのだろうか…」
- 「それにしても直接ブスって言われるほどのことを何かしたのか…」

学生時代に陰口を言われ続けていた時のことを思い出し悲しく、悩んでも答えが出ないことに苛立ちとやストレスを感じるようになってしまいました。
職場で「ブス」と言われた原因は?
「ブスのくせに!」と私に言ってきた女性の先輩は、次の日からどんどん周りの社員に私のあることないことを言いふらすように。
- 「あやさんってブスじゃん?合コンとか言ってもモテなさそう」
- 「彼氏出来ても続かないでしょ。あのブスだと付き合える男も限定されそう」
- 「あのブスでも彼氏がいたらしいよ。だったら世の中の女性はみんな彼氏が出来るから安心ね」
このような話を周りとしているところに遭遇したこともありました。
悪びれもせず、堂々と話している女性先輩社員に苛立ちしかありませんでした。
「確かにブスかもしれないけれど、本当に先輩社員に言われるほど“ブス”なの!?」
と悔しい思いばかりが募っていきました。
ただ反応すれば、余計ことが面倒になると思い「グッ」と気持ちを抑えて職場に言っていました。
数週間後、職場の女性先輩社員の部下になる同僚から原因を知らされる
「ねぇ、営業部の△△男さんと飲みに行った?
△△男さんって○○美さん(私にブスと言った女性社員)がずっと片思いしている相手らしいよ?
これが原因じゃないの?」
そうです。
実際にこれが原因で私は女性先輩社員から「ブスのくせに!」と言われ、次の日からあることないことを言われたのです。
「ブスのくせに!」と言われた日が、飲みに行って数日後だったので原因がこれだと特定。
どのように対応すればいいのか考えることにしました。
職場で先輩女性に「ブスのくせに!」と言われた状況を分析
「ブスのくせに!」と言ってきた女性が片思いをしていた、営業部の△△男さんと飲みに行ったことが今回は原因と分かりました。
言い訳にはなりますが、私は本当に職場内の人とコミュニケーションをとって仕事を回すのが必要な仕事でした。

「仕事の一環」として営業部の△△男さんに誘われ飲みに行ったのですが、失敗でした…。
これと同じ時期に私自身の上司にあたる男性社員から
“親心ながらアドバイスだけど…”
と、好きでもない男性社員と2人で飲みに行くのは避けた方が良いと言われました。
今であれば社内の男性社員と2人きりで飲みに行くのには、確かにリスクがあることが分かります。
しかし当時の私は考えが足らずこのリスクに気づくことなく、誘われて時間があれば必ず飲みに行っていました。

なので、これを機に今までは誘われた飲み会に全て顔を出していましたが、自分自身の中で飲みに行くルールを決めました。
そして先輩女性社員には一緒に仕事をすることがあったので、その仕事を始める前に誤解であることを話しました。
職場で「ブスのくせに!」と言ってきた女性先輩社員に真っ向勝負!
実際に女性先輩社員に誤解を解く話をした切り口はこんな感じです。
「○○美さん、あの、私のことを“ブス、ブス”と周りに言われているようですが、この度は私が誤解を招くようなことをしてしまい申し訳ありません。
周りから聞きましたが、営業部の△△男さんとお食事に誘われて何も考えず承諾してしまい、本当に申し訳ないです。
ただ前回のプロジェクトで△△男さんには大変お世話になっていてその打ち上げとしてお食事に誘われただけです。
私は社外に気になっている人がいますし、恋愛感情は一切ありません。
もし私の推測が勘違いであれば、大変恐縮ですがブスと周りに言う理由を教えていただけないでしょうか。」
こんな内容だったと思います。
これを黙って聞いていた女性先輩社員が、重い口を開きました。
「そうよ!だったらなに?
だってあなた入社して間もないくせに!
それなのに△△男さんと2人でプロジェクト組ませてもらったり、飲みに行ったりズルい!
△△男さんだって、あなたみたいな若くて可愛い子の方が好きになるに決まっている!
結局私は負け組なのよ!!
それなら周りの若い社員の見せしめにもなるから、ブスブスって言いふらしたのよ。
悪い?」

思いっきり睨みあげられ、大きな声で叩く様に言われて本当に泣いてしまいそうなほど怖かったです。
先手必勝!「ブスのくせに!」と言ってきた女性先輩社員と和解へ
「ブスのくせに!」と言ってきた先輩女性社員からの本心を面と向かって言われ怯んだ私。
しかし本当に営業部の△△男さんとは何もない。
むしろ、今後も女性先輩社員と一緒に働くことを考えると和解することが先決だと思いました。
そこで私は女性先輩社員へ誤解をさせてしまったことを謝罪しました。
本心としては「私は全く悪くない…」と思っていましたが、先手必勝で謝罪しました。
すると女性先輩社員から
“はぁ?あなたは悪くないでしょ。
私が勝手に勘違いして悪いことをしていただけ。
気を悪くさせてごめんなさいね。”
こんな風にその場で謝罪してくれました。
なぜこのように「ブスのくせに!」と言われた私が先に謝ったのかというと理由があります。
- これ以上問題をこじらせたくない
- 実際に女性先輩社員に誤解を招くようなことをしてしまったため
- そして自分自身の品位を社内で落としたくなかったから
確かに変な噂を立てられたりと良い気分はしませんでした。
しかし、たった1つのアクションを先手必勝で行うことであっという間にトラブル回避できることもあるのです。
おかげで女性先輩社員とは無事和解できました。
実体験から職場で「ブス」と言われても本当の意味ではない
このように実体験から言えることは、本当に顔がブスということではなく、他に何か理由があり悪口のひとつとして「ブス」と言われている可能性があります。
また「ブス」と言っている相手も、その言葉をコンプレックスと認めているということ。
ブスと言う人は自分の顔について、デブと言う人は自分の体型、ビッチと言う人は自分の交友関係を気にしている人が多いとも言えます。
もし原因がなかなかつかめない時は、このようなことも想定して考えてみると答えが見つかるかもしれません。
私が実際に「ブスのくせに!」と言われた時の原因と解決方法をお伝えしました。
解決ポイントとしては自分が悪くなくても、謝罪して解決出来そうであれば積極的に謝罪して問題を潰すということ。
これは総合的に考えると自分の品位を守ることになりますし、上司や先輩との亀裂は業務時に影響することも多くなるべく手早く解決したいものです。
特に女性の多い職場では、ちょっとしたトラブルであっても大きないじめにつながることもあります。
このようなことを踏まえると早期解決可能が考えられる場合は、どんどんと解決に向けて努力することをおススメします。
ただし既に謝罪や一人での解決が難しい場合、また職場に行くことがストレスでどうしようもないような場合は、休職や転職をおすすめします。
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