毎日の長時間残業、職場でのパワハラ…
なんとかしたい、でもどうしていいのか分からない…
そう思いながら毎日なんとか職場へ行っているということはありませんか。
本当は職場に行くのが泣くほど辛い。
でも行かなきゃ仕事が…
という使命感で自分を奮い立たせていることはないでしょうか。
これを読んでいるあなた。
毎日、本当によく頑張って会社に行っていますね。
私も涙が溢れて止まらなくなるほど、職場に行くのが辛い時がありました。
ですがもう必死に自分を奮い立たせて、自分の心にムチを打ってまで会社に行くのは終わりにしましょう。
あなたが我慢しても溢れ出る涙。
それは心が助けを求めているのです。
私も本当にもうダメだ…と思ったとき、涙が溢れて止まらない日々が続きました。
それでも自分の心を騙して通勤中ひとり泣きながら会社に出勤し続けました。
その期間は数か月あったと思います。
そして私はとうとう会社に行くことが出来なくなってしまいました。
今回は涙が溢れ出して止まらない原因や、泣くほど仕事や職場が辛い状態をそのままにしておくとどうなってしまうのか、私の経験とともに詳しくお伝えします。
涙が溢れて止まらなくなって仕事や職場に行くのが辛い
仕事や通勤中、ある日突然涙が溢れて止まらなくなった。
勝手に涙が出てくるほど仕事や職場が辛いのに、
“自分のメンタルの弱さからだ…“
と情けなく思ったり、自分の存在を否定してはいませんか。
でもそれは仕事や職場に対して、あなたのストレス耐性が限界にきているシグナルなのです。
“涙を流す人は優しくて心が繊細、感受性が豊か”
などと言われますが、今の状況はそれとはまったく違う状況です。
私自身、ある日突然通勤中に涙が溢れて止まらなくなりました。
拭ってもぬぐっても止まらない涙…
頭の中が職場の悩みや今後のことでいっぱいになり…
“今この瞬間、涙が止まらなくて周りの知らない人達にに見られて恥ずかしい…”
それすらが考えられなくなるほどになっていました。
色々なことが渦巻き、振り返ってみるとあの日の私は今まで職場で受けていた嫌がらせからくるストレスで思考回路がショートしてしまったのかもしれません。
もしこのように涙が溢れて止まらないのであれば、あなたも私と同じように今の状況に限界が近いのかもしれません。
でも大丈夫です。
職場や仕事が辛いと感じて、周りに分からないように静かに一人泣いている人はあなただけではないのです。
もちろん私もそうでした。
でも、まだあなたは私のように壊れる前に対処することができます。
まずはここまで努力したあなた自身を認めてあげましょう。
そして今からできる対処法から出来ることをしてみましょう。
涙が溢れて止まらない原因とは?仕事や職場が関係している?
毎日泣くほど仕事や職場が辛い状況を放置していると、特に何か悲しいことや辛いことがあったわけでもないのに突然と涙が出て止まらなくなります。
なぜある日突然、涙が溢れ出てとまらなくなるのでしょうか。
それは簡単にまとめてしまうとストレスです。
きっとあなたは、心身ともにとても疲れているのではないでしょうか。
毎日毎日続く長時間残業、職場では責任の負荷が高い業務で神経は削られ、パワハラやセクハラをなりふり構わずしてくる上司。
そんな職場環境で心が疲れたり、イライラする気持ちが溜まっているのです。
体力の疲労というのは質の高い睡眠をとることで、ある程度回復させることが出来ます。
しかし、心の疲れは心を休めない限りどんどんとストレスとして溜まってしまいます。
このように心身ともに疲労が溜まってしまい、泣くほど仕事が辛いと感じてしまい涙が溢れ出てくるのです。
ときには思い切って、仕事をお休みしてみましょう。
また女性の場合は、ホルモンバランスの影響で情緒不安定になりやすい時期もあります。
その時期はどうしても気分の浮き沈みがあることもあるのを知っておきましょう。
日頃から自分の体調管理にも気をつけて、コントロールすることも必要です。
ただどのような状況にしても涙が溢れて止まらない時は、心が限界にきていると認識し、自分自身を労わるようにしましょう。
涙が溢れて止まらない程の仕事や職場ストレスはあなたの身体を壊す
普通に過ごしているだけでもちょっとしたストレスを受ける世の中ですが、職場や仕事で受けるストレスと言うのは心に直接負荷のかかるストレスが多いです。
そのようなストレスがどんどん蓄積されていき、結果として自律神経失調症やうつ病になる場合があります。

私自身も職場で長期間に渡る嫌がらせを受け、うつ病と診断されました。
私の場合は涙が溢れて止まらないという症状だけではなく、思考がおかしくなってしまい頭の中が終始、
“どうやったら楽に消えてしまえるだろう…”
という、最悪の事態を考えるまでになっていました。
毎日、眠れない日々が続き、まともな睡眠がとれず…。
悪夢にうなされたり、眠ろうと思ってもまた仕事のことを考えて涙が止まらなくなり眠れなくなったりしました。
自律神経失調症や抑うつという症状は色々と人によって症状の出方が違うようですが、心に負荷がかかり過ぎると心だけで許容できず身体に症状がでてきます。
おかしいな?と思ったら、まずは専門の病院に行くことをおすすめします。
例えば大きな仕事を失敗してしまい涙が溢れて止まらないというような、その時だけの涙ならそこまで深刻ではないかもしれません。
ですが泣くほど仕事が辛い、職場に行くのが辛いという日が何日も続くのであれば、それはうつ病になりかけている可能性があります。
私は涙が溢れて止まらなかったにも関わらず仕事の繁忙さや、
“まさか自分がうつ病にかかる訳ない”
という勝手な理由から病院になかなか行きませんでした。
その結果、病院に行くころには医師に症状を少し話しただけですぐにうつ病と診断されました。
うつ病は簡単に解説すると脳の病気で、心が壊れてしまっていますという叫びが身体からサインとして出ているのです。
感情を自分でコンロトールすることが不能となり、毎日気付くと勝手に涙が出て止まらなくなるのです。
ただここで自分の状況に気づければ、うつ病一歩手前や軽度のうつ病という状態で深刻なうつ病にならずに済む可能性が高いです。
うつ病はなってしまうと、もう自分で治すことができるものではありません。
まずは病院に行ってしっかりと処置してもらい、休養を取ることが大切です。
涙が溢れて止まらない原因が仕事や職場と分かった時の対処法は?
涙の原因はストレスなので症状を少しでも軽減するには、まずは
仕事や職場の何にストレスがあるのか、そしてそれをどのようにすれば解決していけそうなのか?
ということを考えなければなりません。
しかし毎日のように涙が溢れて悩んでいる状況で、ちゃんとした分析が出来るとは思えません。
まずはゆっくりと、ひとつずつ紐を解いていく必要があるでしょう。
仕事や職場での“なに“が辛くて涙が溢れるのか書き出す
まずは泣くほど仕事や職場が辛いと感じるストレスの原因を追究してみましょう。
個人的におすすめするのは紙に書き出してみることです。
紙に書き出すことで実際に感じるストレスの原因を、悩み別で誰からストレスを受けているのかということを整理することができます。
そのため書き出す時のポイントは、今あなたが辛いと感じることを中心にどのような状況だとストレスを感じやすいのかというのを具体的にすることです。
具体的な状況を洗い出すことで、より的確な解決を目指すことが出来ます。
涙が溢れて止まらない原因を洗いだした状況に対して改善策を考える
涙が溢れるほど辛い仕事や職場の原因が分かったら、改善できそうなことをどんどん書き出してみましょう。
まずは一人でできそうなこと、少し周りの助けが必要なことと順序立てて改善を書き出すとより考えやすいです。
実際に私が嫌がらせにあっていた時に書き出したことの例をご紹介します。
【職場が辛い原因1】毎日朝礼でひとり理不尽な叱責を受ける
毎朝、部内、課内に分かれて朝礼がありました。
基本的には管理職から課内への伝達事項を伝える時間というようなものです。
しかし私は毎日ひとり、お局様から名指しで理不尽な叱責を受けていました。
まずは毎日この朝礼の叱責がなければ、会社に行くことが少し楽になると思い対策を考えました。
- 毎日朝礼時間に外出や来客予定を入れ朝礼に極力参加しない(一人で可能)
- 上司に相談し朝礼を週1にしてもらう(上司の助けが必要)
【職場が辛い原因2】休日に電話があり、すぐ対応するように出勤を強要される
休日出勤をしてまで対応する必要がないミスなのに、プライベート携帯に連絡があり
「今から出勤して対応しろ!」
と、お局様から休日出勤を強要されていました。
タイプミスや計算ミス、そもそも私が担当していない仕事なのに理不尽に難癖をつけて、休日出勤させ、私のプライベートを潰そうとしていたようです。
毎日が辛い中、ゆっくりできるはずの休日にも
“今日は携帯にお局から連絡がこないだろうか…”
と不安になりながら休日を過ごすのはとても苦痛でした。
休養がなんとかとれるからこそ、会社にも行けていたので休日を守るための対策を考えました。
- 携帯電話の電源を切る(一人でも可能)
- 電話があったら直属の上司に相談しますと返答して良いか確認しておく(上司の助けが必要)
このように自分ですぐに出来そうなことと、上司に相談すればストレスが軽減されそうなことを書き出してみましょう。
その中でもあなたが一人でなんとか出来そう!と思うものから取り組んでみましょう。
一つでもストレスとなる原因が減れば、それだけでも気持ちが楽になりますよ。
涙が溢ふれない対処法を考えたけど、仕事や職場で解決出来ない場合
自分で色々と対策を試してみて、ストレスのない職場環境になるのが1番です。
しかし、ストレスの原因が職場の悩み(長時間労働・人間関係・パワハラ)だと、あなたがいくら頑張っても簡単に解決できないことが多いのも事実です。
その場合、上司に相談するのが1番だとは思いますが、状況によっては上司がその原因だったり相談しづらい場合もあると思います。
その場合は社内の人事担当者に相談してみましょう。
また会社によっては産業医のカウンセリング、相談窓口などを置いているところもあるはずです。
ただそれでも改善が見込めない場合は、残念ですがはっきり言ってその職場や人間に遅かれ早かれあなたは潰されてしまうでしょう。
ただ、そうだとすれば転職を考える良い時期です。
転職活動を行うというのは決して簡単なことではありません。
時間も労力も必要です。
しかし今の職場環境で強いストレスを感じながら、いつまで働けそうですか。
今の状況が変わらないと分かりつつ、いつまで耐えますか。
定年までとしてもあと30年はしっかりありますが元気にいきいきと働き続けられますか。
強いストレスを感じ続けるとモチベーションも下がり、次第に自分自身の自信も失います。
また仕事も集中できず自分のスキルアップも出来ません。
最終的に「私はなにをやってもダメな人間」という自己嫌悪を抱いてしまいます。
そうなると転職する気力も起きず、冷静な考え方も出来なくなってしまい
「役に立たない私は、ここで耐えて働いていくしかない」
という考え方に繋がってしまいます。
そしてその結果、最悪の事態を引き起こす可能性も否定できません。
このような事態を防ぐためにも、転職サイトにあらかじめ登録しておくのもあなたの身を守るために大切なことです。
世の中にはあなたの知らない、良い会社やたくさんの求人があります。
涙が溢れて止まらないほど仕事が辛い状態で無理をして、今の職場で頑張る必要は全くありません。
あなたのような素敵な存在を探している会社はたくさんあり、あなたにぴったりの会社も必ずあるということを忘れないでください。
涙が溢れて止まらず仕事や職場でおかしいな?と思ったら専門機関へ
自分で色々とやってはみたけれど、やっぱり仕事や職場が辛い、涙が溢れ出して止まらない。
前より良くなっている気はするけれど、勘違いであまり変わっていないような…。
そんな時は無理せず、医療機関や専門の相談窓口を利用しましょう。
医療機関と聞くと精神科、心療内科、メンタルクリニックなどと言われ、なんとなく行きづらいイメージかもしれません。

私も勝手に発狂している人がいたり、ぶつぶつつぶやいている人がいたり…という怖いイメージでした。
しかし実際に利用した病院は、とても綺麗で先生は女医さんだったのでとても話しやすかったです。
事前予約制で、待合室は自分の番の前後1人とすれ違うか違わないかというレベルで、プライバシーも守られている病院が多いです。
何をどう話して良いか分からないという人も多いかもしれませんが、そのあたりはプロの先生側が上手に聞いて下さるので心配なさらなくて大丈夫ですよ。
泣くほど仕事や職場が辛い、涙が溢れてとまらなくなるという気持ちをそのまま話してみましょう。
きっとあなたの力になってくれると思います。
涙が溢れて止まらないのは心の限界。仕事や職場より自分を見つめて
泣くほど仕事や職場が辛くて、涙が溢れて止まらないことは恥ずかしいことではありません。
ただそれは
“これ以上ストレスを受けたらダメになってしまうよ!”
という心の限界シグナル。
だからこそ、なぜそんなに涙が止まらないのか立ち止まって自分を見つめなおしてみましょう。
私は“最近、自分自身がおかしいな?”と思い始めたころ、ふと頭に転職の文字がよぎり複数の転職サービスへ登録し転職準備を始めました。
驚いたのは今まで培った自分の経歴から、想像したよりも大手の会社や条件の良い会社の求人がたくさんありました。
また絶対無理と諦めていた憧れの会社からスカウトのメールが届いた日もあります。
登録は簡単ですし、無料なので登録するだけでもいかがでしょうか。
あなたを必要としている会社はあなたが思う以上に、転職サイトで待っています。
コメント