女性上司が怖い、キツイ、厳しい…今にも潰されそう…
と怯えながら職場で働いていませんか。
職場で私も、
怖い、キツイ、厳しい…
“正直そりゃ上司としてダメでしょ…”
と思えるような女性上司が、若い女性部下を潰しているのを何度も見てきています。
本当に耳を疑うほどの言葉を当たり前のように若い女性社員に怒鳴りつけて、これは若い社員であれば震え上がるだろうと思うほど威力がある女性上司。

同じ女性とは思えないほど怖い形相で女性部下を叩き潰す。なぜこの人が管理職になったのかと疑問すら抱くほど恐ろしい人が職場にいることも。
もしこのような状況であれば、本当に精神的にきつく辛いと思うのですが、対処法がないわけではありません。
今回はなぜ女性上司は同じ女性の部下を全力で潰そうとするのか、そして部下を全力で潰そうとする女上司に潰されないようにするポイントをお伝えします。
潰されては意味がないので、潰されそう!と思ったらすぐ行動に移してみてくださいね。
もし既に女性上司からの潰しで限界がきている場合は、すぐに対処法に移ることをおすすめします。
どうして怖い女性ブラック上司は、同じ女性の部下を潰すのか?
なぜ女性上司は同じ女性の部下を全力で潰そうとしてくるのでしょうか。
理由を考えてみましょう。
男社会を勝ち抜いた実力者の女性という背景
少し前までは、男性ばかりが管理職へ上り詰めていた男社会と言われる社会。
社長をはじめ重要なポストは全て男性。
女性はお飾りポストの部分に1人いるかいないか…。
そしてそれ以外は、よくても主任クラスと言うのがほとんどだったようです。
男社会を勝ち抜いた女性上司だからこそ性格がきつくて怖い
しかし最近では女性の社会進出がどんどん進み、女性でも部長、課長など管理職に抜擢されるケースが増えています。
今、部長や課長などの管理職と言われるポジションを任されている女性と言うのは、2タイプいると言われています。
ひとつは会社が社会的に女性の活躍推進企業として、どうしても話題の一つとして取り上げたいと思い、無理に女性管理職を増やすための一人として管理職についたタイプ。
そしてもう一つは男性社会で長年強く生き抜いてきて社内で認められる成果を常に出してきたタイプ。
特にこの後者の、実力上がりで管理職に上り詰めた人が若い女性社員を潰しにかかっているようです。
確かに実力で管理職に上り詰めると言うのは、男社会ではとても大変なことだと思います。
だからこそ部下を潰しにかかるような女性上司と言うのは、そんな男社会でも自分自身が潰れないように、とても理論的に相手が反論出来るような隙もない指摘をズバズバと言う能力が身についてしまったのだと考えられます。
男性社会で上に上り詰めるには、女性らしいふんわりとした可愛い雰囲気や、曖昧な受け答えや皆に同調するような口ぶりでは認められないということも言えるでしょう。
このようにあなたを潰すためにズバズバ物事を言っているのではなく、それが彼女がこの会社で働く武器であり防御でもあるのだと言えます。
男性社会を勝ち抜くストイックな性格が発揮されているだけ
男性社会で成果を上げるために培われたキツさや、自分自身へのストイックな性格が結果として部下であるあなたを潰すための能力として発揮されているのです。
そのため部下を潰すほどのことをしているという自覚は女上司には全くないことが多く
- どうして私の部下は育たないのだろう
- どうして私の部下はこんな簡単なことができないのだろう
- どうして私の部下は異動願いを出したり、辞めたり、体調不良で長期欠勤するのだろう
と、本気で悩んでいる人もいます。

本当に性格的なもので基本的に悪意がないことがほとんどです。
悪意がある場合は「お局」という、似ているようで別のタイプの人間だと思います。
もし、あなたの上司がどちらか分からない場合は「お局様の特徴」も読んでみて下さいね。
しかし、この悪意ゼロの考えから、行き過ぎることもあります。
そうなると
- 「私の言っていることが分からない部下は必要ない!」
- 「私が要求する以上の結果を出せないならゴミ!」
と言うような考えに発展し、部下がどんな気持ちで働いているかも理解しないまま、結果的に、部下を潰すと言う行動に繋がっていくのです。
完璧主義で怖い女性ブラック上司はストイック過ぎて女性部下を潰す
男性社会で認められて管理職と言う立場を得た女性上司と言うのは、とても仕事ができるタイプが多いです。
たとえ理不尽な指摘をされたとしても、仕事が出来るし、理論的に言い返せなくなるまでガンガン言われるから怖くて全然言い返せない…という悔しい思いをしていることもあるのではないでしょうか。
完璧主義者だからこそ、女性部下にも当然それを求める
女性の特徴でもありますが、仕事の細部まで丁寧にすることが多く、この細部まで丁寧に完璧にこなすことを部下にも当たり前として求めるために、部下はそれに対してキツイと感じてしまうのです。
こんなことをあなたも女性上司から当たり前のように求められて辛くなっているのではないでしょうか。
- 誤字脱字はなくて当然
- メールの書き方も例文のように完璧
- 服装は清潔感のあるシャキッとした状態のもの
- デスクはいつも綺麗に整理整頓
- 指示がなくても報告書の提出
- 締め切りの2日前に仕事を仕上げて持ってくる
- どんな人と接する時も笑顔で対応
このように彼女が今まで普通にやってきたことは部下のあなたも出来て当然。
という考え方で部下のあなたにも
“100%、出来ればそれに+αして私を超えてみなさい”
そんなスタンスで女性上司はいると思います。
責任感から女性部下の行動を怖いストーカー並みにチェック
さらに女性ならではの部下を指導すると言う責任感から、部下のあなたの行動を一つ一つ細部まで本当にしっかりチェックしています。
ただ逆の立場のあなたは1日、上司から監視されているようでストレスばかりを感じる環境になっていると思います。
最終的に部下は女性上司の監視に息がつまり、潰されていってしまうのです。
女性部下の能力に嫉妬して潰しにかかる怖い女性ブラック上司
女性上司があなたに嫉妬している場合、全力で1番に潰される可能性が高いです。
これは女性の嫉妬と言うのは本当に面倒なもので、自分より優位に立つ人間現れると女性は今の自分の立ち位置を奪われると不安になり、自分の立ち位置を守るためにあたなのことを潰しにかかるのです。
この女性の嫉妬については詳しくはこちらの記事も参考にしてみてください。


あなたは女性上司の指示に従って仕事をしているだけだとしても、女性上司があなたの仕事ぶりや成長速度を見て“抜かされるかもしれない”と思い不安になりはじめることがあります。
他にも、年齢や見た目など自分の力では変えることの出来ないことに嫉妬されることもあります。
- 女性上司より若い
- 美人や可愛い顔立ち
- 女性上司より上の上司があなたを気に入っている
- いつの間にかあなたの方が女性上司より顔が広くなっている
このような女性特有のマウンティングが発生すると、女性上司はあなたを全力で潰そうとしてくるのです。
特に気をつけておかなければならないのが、毎回女性上司の指示した仕事に対して完璧な成果を出すようになると女性上司はあなたの実力を恐れて潰そうとしてくる可能性が高いでしょう。
そうならないためにも女性上司の指示が完璧にこなせるようになったら、今後のあなたのキャリアプランを考えることおすすめします。
怖い女性ブラック上司に全力で潰されないようにするポイント
怖い女性上司に全力で潰されないような方法はあるのでしょうか。
女性上司の何が怖いのか考えてみる
私の同僚に、直属の女性上司が怖くて上司を目の前にすると涙が出て震えが止まらなくなり話すことができない、話しかけられるとどんどんと顔色が悪くなって過呼吸のような症状が出る…という状態になっている子がいました。

それくらいほとんど関わらない私でも怖くて怖くて仕方のない女性上司がいました。
その同僚はもう女性上司の何が怖いのかも分からないくらい、怖いというものでした。
こうなる前に女性上司が怖いと感じたら、冷静に何が怖いと思うのか考えてみましょう。
例えばですが、こんな感じで思いつくことを書いてみましょう。
- 言葉がキツイ
- 仕事の指示が無理難題でキツイ
- 威圧的なオーラで対応されるのが怖い
- 表情が怖い
- 追い込まれるようなことばかり言われる
- 感情的に叱責されるのが怖い
- 睨まれていつも監視されている気がする
とりあえず怖いと思うことを書き出してみましょう。
その女性上司の何が怖いのか分かれば、少しずつ対策を考えることができます。
ただ女性上司のことを考えるだけで、涙が止まらない、職場に行くのも辛いという状況であれば心がSOSを出して助けを求めている状態です。
こうなると早急に心を休める休暇を取ることをおすすめします。

無理に働き続けると私のように鬱になって職場復帰までに時間がかかります。
女性ブラック上司に指示された仕事をきっちりこなす
部下を潰しにかかるような女性ブラック上司への接し方ですが、基本的に同じ女性として接することはしないようにしましょう。

同じ女性部下を潰しにかかるような女性です。
同じ女性とみる必要はありません。
ただし、あなたもストイックな女性上司に
- 「仕事が他にもあるので察して…」
- 「今日は体調が悪いので察して…」
というような期待は全くしてはいけません。
女性部下を潰しにかかる女性上司は理不尽なことを言う人も多くいます。
- 想定して先回りした仕事をすると怒る
- 想定せず指示待ちした状態だと怒る
- 結局何しても怒る
そのため余計なことを考えずに、まずは女性上司が指示した仕事は出来る限りきっちりやり遂げると言うことを心がけましょう。
そして女性上司が指示した仕事の指示によって、仕事を遂行している報告を逐一報告しましょう。
怖いと話しかけられない場合はメールで構いません。
女性上司は部下を潰すほどの権力と怖さを持った代わりに、優しさや配慮と言う人間らしい心を失っているのです。

ズバズバと言われ心が折れそうになるかもしれませんが、業務的な指示だと思って淡々と聞いておけば問題ありません。
怖い女性ブラック上司の気分の浮き沈みを利用してコミュニケーションをはかる
部下を潰そうとする嫌な上司と言っても相手も一応女性。
女性特有の気分のムラが出てくるはず。
特に部下を潰すようなことをする人の特徴に気分の浮き沈みが激しいというものが挙げられていることもあり、必ずと言っていいほど気分の良い時があるはずなのです。
それを上手に使いましょう。
機嫌の良い時にはしっかり相談、機嫌が悪い時には距離を置く、または最低限の報告だけにするというようにタイミングをしっかり見極める力をつけるのです。
意外と潰される部下の中には空気が読めない人がいるのも確か。
実際に同僚の話になりますが、女性上司がとても忙しくイライラしている時に
「女性上司の○○さんみたいになりたいので、資格を取ろうと思うのですが何から始めればいいですか…?」
と質問を女性上司にし、
「はぁ?こんな忙しい時に何言ってんの?
私みたいになれるなんて一生ないから!
そんなことより昨日頼んだ資料出来てんの?
それが出来ないのに資格なんて取れるわけないでしょ!」
と、火に油を差すようなことをしていたり…。
なんとか女性上司と仲良くなろうと努力して考えた質問だとは思いますが、タイミングを間違えるととんでもないことになりますので注意が必要です。
コミュニケーションを取る時には女性上司の機嫌をしっかり見極めること。
- 機嫌のいい時に相談
- 機嫌の悪い時は必要最低限の報告・会話
- イライラが限界のようであれば、良くなるまで待つ
このようにポイントを意識して女性上司と上手にコミュニケーションを図りましょう。
怖い女ブラック上司とコミュニケーションが取れれば、歩み寄れることも!
先程、同僚が「資格を取るには…」と聞くと「そんなことどうでもいい!」と切り捨てた女性上司。
しかしそのあと同僚に
「あなたの成長プランよ」
と、キレながらも女性上司が、同僚に今後どのようになってほしいかを経営陣に提出した成長プランを見せてくれたようです。
とても怖い女性上司というのは間違いありませんが、同僚をどのように育てるのかは完璧に道筋が書かれ、予定通りクリアしていけば間違いなく女性上司のように早くステップアップ出来るようなスケジュールが組まれていたようです。

とってもスパルタなスケジュールになっていたようですが…。
女性上司として新しい女性管理職を育てるために、女性上司自身も色々と試行錯誤して苦労しているのがとても伝わった一面でした。
怖い怖いと女性ブラック上司から逃げ腰だった同僚ですが、キレながらもしっかり説明して、今は資格取得よりも経験をたくさんしてほしいという女性上司の想いを汲んで、現在は女性上司の気分を上手に使いながらステップアップしています。
どんな女性ブラック上司も大嫌いなブリッ子、色気使い女に注意!!!
性格がキツイ女性上司でなくても潰しにかかるかもしれませんが、怖い上司が激昂するのがブリッ子&色気使いの女性部下です。
具体的にどんなブリッ子や色気使いがダメなのかというと
ブリッ子の場合
- 大したことでもないのにスグ泣く
- ピンクやホワイト系のフリフリした服装
- 男性社員の前でだけニコニコ笑顔
- 動作がゆっくり
- 男性社員にすぐ相談する
- 女性上司が嫌う男性上司と仲良くする(助けを呼ぶ)
- 身体が弱いことをアピールする
- 力がないことをアピールする
- 感情的に「だったらどーしたらいいんですかぁ?」と逆切れする
色気使いの女性部下
- 胸元がぎりぎり見えるか見えないかという服を着ている
- 香水の香りが強め
- 動作がなんとなくセクシー
- 男性社員には上目使い
- 男性社員へのボディータッチが目立つ
- 男性社員が来ると「飲み会に行きましょうね」と声を必ずかける
- 男性社員との色々な噂が絶えない
このような女らしさを使って仕事をこなそうとする態度は、女性上司はもちろん女性社員からも潰されることになるので気をつけましょう。
特に自分ではそういうつもりはなかったということもあります。
客観的に自分が社内でどう見られているのか、仲の良い同僚にチェックしてもらうことも良いでしょう。
実は私も全くその気はありませんでしたが、女性先輩社員に
“色んな男性社員と飲みに行って身体の関係を持って、そこまでして偉くなりたいとかおかしいんじゃない!?”
とはっきり言われたことがあり驚きました。
社内での交友関係が広かった私は声がかかると飲み会に参加することが多かったのですが、それをどのように知ったのか、その女性先輩社員は
“会社の男性と身体の関係を持つことで早く昇格しようとしている”
と思ったようです。

もちろんそのような身体の関係はありませんでしたが、言われ次の日には周りの人からそのように噂が広まっており、誤解を解くのにとても時間がかかりました。
女らしい態度を意識しなくても使っていると、女性上司の女としての劣等感を煽ってしまう可能性があります。
もちろん女性上司は女性としても魅力があるのは間違いありませんが、仕事だけで成り上がった女性上司からすると、どうしても劣っているように感じさせてしまう心理状態にしてしまうのです。
このように女性上司のコンプレックスを逆なでするようなことは気をつけましょう。
こんな女性ブラック上司耐えられない!という場合は?
本当にキツい怖い上司で今にも潰されそう、顔を思い浮かべるだけで涙が出る、話そうとすると心臓が口から出てくるのではないかというぐらいドキドキして頭が真っ白になる、というような状態の場合は素直に逃げましょう。
先程紹介した同僚の女性上司のように、かなり不器用で気分の浮き沈みの激しい女性上司の場合であれば、上手に付き合って成長していくことを私はおすすめしますが、身体に不調が出ている場合は別です。
それはもうあなたの身体が悲鳴を上げています。
出来ることであればすぐにでも異動願いを出す、または休暇を取得することをおすすめします。
しかしそれは転職先を見つけるまでの逃げ場だとして考えておきましょう。
なぜかと言うと、会社はあなたのような能力のある部下を潰す女性上司を管理職として認めると言う判断をしているわけです。
そんな会社に居続けてもいいことになると思いますか?
今すぐ辞めると言うのは勇気がいりますし、不安になると思います。
また感情的に仕事を辞めてしまうと次の就職先が決まらない間は路頭に迷うことになるので、おすすめしません。
まずは転職する準備を始めてみましょう。
潰される前に、逃げることが1番先決です。
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