配属や転職先が女性の多い職場だと
「人間関係が難しそうだな…」
と不安に感じることはありませんか。
確かに女性の多い職場になればなるほど“働きづらいな”と思うことが多いと言われています。
既に女性の多い職場のなかで働いている人であれば、職場環境や人間関係で悩んでいることがあるのではないでしょうか。
今回は女性の多い職場でなぜ働きづらいと感じてしまうのかと、その解決法についてお伝えします。
女性の多い職場が面倒で働きづらいと感じてしまう理由とは?
実際に私も女性の多い職場で働いていたので、感じたことを一緒にお伝えします。
人間関係が面倒で働きにくい
女性は働く時に裏と表の顔がある人も多いです。
業務中は笑顔で天使のような仕事ぶりをする人が、休憩や仕事後の内輪の飲み会などで特定の人の悪口を言ったり暴言を吐いたりすることもザラにあります。
仕事の時はとても仲良さそうにする先輩後輩も、会っていない時には「あの人大嫌い!」と、はっきり言って回る人もいます。
また派閥を作っている場合もあり、仕事とは別に派閥争いでお互いの足を引っ張り合う先輩たちがいることも。
ただ仕事をするだけのはずが、このように派閥などがあると人間関係を築くためにより無駄な労力が必要となり、面倒と感じてしまうことがあるようです。
この派閥のトラブルは本当に大変で煩わしいです。
先輩同士が仲が悪く、仕事をする後輩社員達は板挟みの状態で働かなければならず、毎回A子の味方なの?はたまたB美に所属しているの?と、学生のようなことをしている社員がいるのです。
この対応が上手に出来ない新入社員などは、そのままいじめのターゲットになり苦しい思いをする可能性があります。
また関わらないようにと一人で行動すると、それはそれでどのグループにも属さないということで、仕事を進める上で協力者が得られず苦労することもあります。
会話の内容に気をつかう職場で働きにくい
女性同士だと気軽に話をしたつもりが、自慢話に聞こえることも。
例えば恋人、結婚、子供などの話は気を使う話題になりやすいと言えます。
- 来週、彼氏と○○に旅行に行くんです
- 昨日プロポーズされた!
- 実は妊娠して…
なんでもない人には、他人のプライベートを聞いただけで何とも感じません。
しかし彼氏のいない人、結婚出来ない人、子どもをなかなか授かれない人などからすれば自慢や嫌味に聞こえることも。
ひがまれたり、悪口を陰で言われる原因になるのでプライベートの話を職場で必要以上に話さないというのはとても大切です。
このように会話の内容を考えるのに疲れるということが働きづらいと感じることもあるようです。
マウンティングが酷い職場は働きにくい
あなた自身は張り合っているつもりはいなくても、相手が張り合う気満々でいつの間にか巻き込まれていることがあります。
- A子が彼氏にティファニーの指輪を貰ったと普段の会話で話すと、B美が「私はハリーウィンストン!」と、A子より高い品物を買ってもらったと張り合う。
- 努力してTOEICで800点を取ったA子が職場で紹介されたら「私は大学2年の時に850点取ってますけど?」と、B子が張り合ってきた。
このように自分の立場が危うくなると、突然相手を蹴落そうとする行動をマウンティングと呼びます。
特に女性の職場や女性社会で多い行動と言われています。
マウンティングする女性のルールによって、会社内での順序が決まることもあります。
基準は曖昧ですが、このマウンティング社会が横行している職場は本当に働きにくいと感じます。
プライベートの付き合いが多すぎて働きにくい
仕事が終わっても「女子会」と言うのが多い場合もあります。
せっかく職場から解放されて、ゆっくりしたい…
そう思っても複雑な人間関係を考えると参加しておくのがベターと周りから言われると仕方なく付き合う人も多いようです。
そんなに仲良くないのに…。
先週も女子会という先輩の愚痴を言い合う会をやったじゃん…。
と、思いながらもいじめられるターゲットにならないためにも、参加必須という状況が生まれるようです。
また職場にいる人に「私たちはプライベートも仲良しなんです」と見せつけて、自分たちは職場もプライベートも仲良く充実していることをアピールすることで、上司の評価を少しでも上げようとする人もいます。
女性の多い職場では女性の先輩社員との付き合い方が重要
女性の先輩社員と接する時に気をつけることは?
女性限定と言うことではありませんが、いくら仲良くなったとしても謙虚な態度でいることがポイントです。
仕事で注意をされたら素直に受け入れること。
もしかしたら理不尽だなと思うこともあるかもしれません。
ただそれをすぐに言ってはいけません。
まずは素直に受け入れ「ご指摘ありがとうございます」と一言お礼を言いましょう。
もし自分なりの意見があれば先輩に注意された状況で、1度は素直に仕事をしてみることです。
これが謙虚な態度ということです。
そしてそれでもおかしいと思うことがあれば、先輩に「ご相談があるのですが…」とクッション言葉を添えて上手にお伺いを立てましょう。
このように仕事に熱心に取り組む姿を見れば、先輩の方が気に掛けてくれたり、アドバイスをしてくれるようになるかもしれません。
あなたが先輩社員でも注意したらすぐ反論する後輩と、まずは素直に注意を受け入れる後輩がいたら、どちらを気に掛けますか。
はやり後者ではないのでしょうか。
このようにあなたが先輩社員だったら後輩にしてもらいたいことを想像しながら動くことも、女性の多い職場で働くためには必要なスキルと言えるでしょう。
職場の女性との人間関係は面倒でも上手に付き合うのがベター
女性が多い職場というのは人間関係の難しさが浮き彫りになることが多いです。
しかし上手に人間関係を築けば、女性特有の悩みなどを理解してもらいやすく、とても働きやすい職場であることは間違いありません。
ただ、もしもあなたが既に女性の多い職場に苦手意識や拒否感があるのであれば、転職や異動を視野に考えることをおススメします。
無理をしてまで今の職場にいることが本当にあなたにとってベストなのか考えてみましょう。
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