上司は部下を選べますが、部下は上司を選べないもの。
不運にもクラッシャー上司の部下になってしまった!というあなた。
もしかすると既に毎日、理不尽な叱責や人格否定をされるようなことを言われて悩んでいると言うことはないでしょうか。
ここではクラッシャー上司の部下になったときの対処法をお伝えしたいと思います。
女性上司の場合はこちらに詳細があります↓↓
クラッシャー上司の特徴はこちらから↓↓
クラッシャー上司にクラッシュされないための対処法
クラッシャー上司に真っ向勝負で立ち向かうのは、並みの精神力では不可能でしょう。
なぜならクラッシャー上司は、頭がよく仕事もバリバリに出来る人物というのが特徴。
実際に業務の指摘なども、あなたより経験値が高いため正論であることも多いでしょう。
そのためまずはクラッシャー上司に勝つことを考えると言うよりも、まずはクラッシュされない(負けない)方法を考えてみましょう。
クラッシャー上司にクラッシュされないために相手の弱みを握る
クラッシャー上司も人間です。
人によっては何か不正をして今の立場になった場合も考えられます。
しかし、その不正を暴くというのはドラマでもない限り難しいのが現実。
もちろん不正の証拠などがはっきりと入手できた場合は、会社の判断によりますが降格、減給、異動、懲戒解雇などに追い詰めることが可能です。
ただクラッシャー上司が必ず不正をしているわけではありません。
まずはあなたが毎日クラッシャー上司から言われている恫喝や人間否定された内容をメモに残したり、ICレコーダーなどで録音することをおすすめします。
これはパワハラを会社に報告することになる場合の手順としても有効とされており、出来る限りクラッシャー上司から言われた言葉などを細かく記載、もしくは録音することをおすすめします。

こうやってメモや録音をすることで、クラッシャー上司の弱みを握ったと気持ちが少し楽になることも。
これで他の対策に取り組むことも気持ちが楽になると思います。
クラッシュされ過ぎないために期限を決めてクラッシャー上司の様子をみる
クラッシャー上司から「みんな家族のようなもの、仲間だ」と言われたことに感動して、なかなかクラッシャー上司が言う、心無い言葉に気付かない人がいるのも確かです。
しかし人格否定されている、恫喝されていると気付いているのに
- 「いつかクラッシャー上司が良い上司になる」
- 「いつかは我慢すれば報われる日がくる」
と思って耐えているのであれば、1番やってはいけないパターンです。
“いつか”なんてやってきません。
残念ながら人格というのは変えられないものが多いのです。
またクラッシャー上司からの心無い言葉に耐えられるのは、よほど鈍感でない限り難しいと考えられます。
ではどうするのがいいのか?と言うことになりますが、期限を決めて様子を見る方法があります。
これはクラッシャー上司の様子をみるというよりは、あなたの様子を見るということです。
例えば
- このクラッシャー上司の仕事の○○のスキルを身に着けて辞める
- クラッシャー上司に耐えつつもこの企業での経験を1年は勉強する
など、期限をつけ自分自身の様子を見ながら働くことをおススメします。
もちろん達成すればそのスキルをもとに転職してしまいましょう。
また様子を見つつ働く間、クラッシャー上司の行動も様子を見るのが大切です。
今以上に、クラッシャー行為が激しくなるのであれば、即座に転職することをおすすめします。
クラッシャー上司から迷わず潔く逃げクラッシュを回避する
すでにクラッシャー上司からの恫喝に耐えられない状況であれば、迷わず潔く逃げましょう。
転職となると勇気が必要となるのは確かです。
特に初めての転職となれば不安で、クラッシャー上司と過ごすことを選びたくなる気持ちが湧く人もいるかもしれません。
しかし、クラッシャー上司のあなたへ対して考えていることは
“あなたをクラッシュ(壊す)すること”
既に限界に近い恫喝で怯えているあなたが、このまま働き続ければクラッシャー上司は更に恫喝や無理難題をエスカレートさせてくるでしょう。
そうなってあなたがうつ病などになってからでは、社会復帰までに今より遥かに時間がかかってしまいます。
またうつ病になってしまうと、回復までに療養期間が出来てしまい転職時に不利に働く場合もあります。
そうならないためにも退職は最後の切り札ではなく、いつでも転職できる状態にしておくことがベストです。
自分の身は自分で守っていくしかありません。
もしかすると退職をクラッシャー上司に伝えると
- 「今のあなたじゃどこへ行っても同じ」
- 「どこの会社でもそんな経験じゃ通用しないよ」
と不安を煽られるかもしれません。
もちろんそんな言葉は無視で構いません。
もしクラッシャー上司に伝えると面倒な状況が浮かぶ場合は、人事担当者かクラッシャー上司より上の上司に伝えるようにしましょう。
退職をクラッシャー上司に伝えて、クラッシャー上司が優しくなったり、あなたの退職を引き留めたりすることはありませんので期待しないようにして下さいね。
クラッシャー上司とクラッシュされてまで働く必要はない
クラッシャー上司は会社に常に忠誠を誓い、会社のためだけに働いてきたベテラン社員が多いと言われています。
どこの会社にもクラッシャーレベルの違いはありますが、1人はいるような人物です。
女性上司の場合はお局様と言われていることもあるようです。
パワハラなどのハラスメント行為に敏感になってきましたが、まだまだ根強くクラッシュ行為をしている人間がいるのは間違いありません。
あなたはクラッシャー上司の世話係でも、捨て駒でもありません。
わざわざクラッシャー上司と一緒に働く必要もないのです。
こんなことで心を消耗させることなく、新しい職場ではたらくことをおすすめします。
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